AI歌声合成×プロ音楽クリエイターによる音楽制作実証実験に『VX-β』を提供
VOCALOID β-STUDIO は、プロ音楽クリエイターを中心に構成されるAI生成ツール研究会「ARS」(AI Resonate Society、代表:浅田祐介、共同代表:山口哲一)が行う音楽制作実証実験に協力し、『VX-β(ブイエックス ベータ)』を提供しました。今回提供した『VX-β』には、本実証実験のために特別に、プロの音楽制作現場で使えることを目指して新開発した専用のボイスバンクを搭載しています。
ARSに参加するプロ作曲家による実証実験は、音楽業界で活躍するクリエイターが『VX-β』を用いて楽曲を制作することで、AI歌唱がもたらす楽曲や制作プロセスの新たな価値を検証するものです。また、制作された楽曲のパラデータやMIDIデータ、セッションデータも公開することで、これらデータを用いた二次創作の可能性を探求するとともに、新たなビジネスの展望についても考察を行います。
VOCALOID β-STUDIO はこの実証実験に賛同し、ストレートな声質が魅力のシンガーソングライターElleyさんの歌声をベースにした、プロ音楽クリエイター向けのVX-β専用ボイスバンク「L(エル)」を新たに開発・提供※いたしました。「L」は特にポップスのジャンルに強みを持ち、メインボーカルからコーラスまで幅広くこなせる“プロの音楽制作現場で使える”ことを目指して開発したものです。当社は音楽制作を生業とするプロの音楽家に『VX-β』を提供することで、いわゆるボーカロイド楽曲といった特定のジャンルに限らない幅広い音楽ジャンルで、従来の歌声合成の常識を覆すような楽曲が生み出されることを期待しています。
※「L」の一般配布予定はございません。一部のプロ作曲家に限定版のVX-βを直接お渡ししているため、一般公開版のVX-βの期限は3月31日となりますのでご注意ください。
ARS公式ウェブサイト: https://lit.link/ars2024
Youtubeチャンネル: https://www.youtube.com/@AIResonateSociety/videos
参加クリエイターとその楽曲作品は上記WEBサイトおよびYoutubeチャンネルにて順次紹介されます。
さらにARSは、実証実験に参加したクリエイターを対象に、『VX-β』を用いた音楽制作ハッカソンイベント『ARS presents VX-β 作家ソン(作家×ハッカソン) supported by Yamaha VOCALOID β-STUDIO』を、4月6日から7日にかけて開催します。
本イベントでは、当日までに制作された楽曲を紹介することはもちろん、プロ音楽クリエイター同士が短時間で音楽を共同制作するハッカソン形式の試みも行い、AI歌声合成技術とプロ音楽クリエイターの自由な発想が掛け合わさった“未来のヒット曲”の創出に挑戦します。本イベントはオンラインで一般公開いたします。視聴申し込みなどの詳細は、下記概要をご参照ください。
日時
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2024年4月6日(土) 10:00~12:00 オンライン(Zoom) 両日ともオンライン配信いたしますので、一般の方もご視聴いただけます。 |
内容(予定)
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<4月6日>
<4月7日>
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参加者 |
浅田祐介氏、田辺恵二氏、中山翔吾氏をはじめ、本実証実験に参加された音楽クリエイター多数参加予定 |
主催 | ARS |
協賛 | ヤマハ株式会社 |
ウェブサイト | https://lit.link/ars2024 |
一般視聴お申込み (先着90名) |
https://ars2024.peatix.com/ |